ハロー、しもやぎです。
今回はそういう回です。
やったるぞ！
ポケットマルシェ
事前知識として「そもそもポケットマルシェとは」というところですが、僕もあんまり分かっていません。
コラ。
てへ。
公式サイトによると、
ポケマルは全国の農家さん・漁師さんから直接やりとりしながら
https://poke-m.com/about
食材を買えるオンラインマルシェです。
とのことでした。ポケ丸ゥ。
まぁ、結論から言うと、送料込み 3,221円で以下のお魚を購入しましたって話。
・タラ x2
・ハッカク x1
・メバル x2
・アブラツノザメの柵 x1
↓のプランで注文したんですが、注文したのは2022/2/22なので、当然ながら2022/4月の現在はラインナップが異なっているから注意が必要じゃ。
【未利用魚】訳ありを安くお得に！！漁師の分け前セット！２㎏程度 | 農家漁師から産地直送の通販 ポケットマルシェ
https://poke-m.com/products/202859
てか、今はホッケとか小ノドグロとかなのか…もっかい注文しようかしら…。
タラ x2
まずタラと言えば皆さん気になるのが「白子」が入ってるのかどうかだと思うんですが、1匹には入ってて、1匹には入ってませんでした。
そもそも白子があるかどうかは別に保証されてないみたいなので、ラッキーだったと思います。
そんで肝心の白子の量なんですが、聞いて驚け見て笑え、330g入ってました。
これだけで元取れてるのでは？という量。
ちょっとの白子ポン酢と、天ぷらにして食べました。
クリーミー過ぎてシチュー食べてるのかと思いましたね。
それは言い過ぎ。
でも本当に美味しかったし、お店で食べるのと遜色なかった。
そして、肝心の身なんですが、
いや別に小さい魚だってなんだって「生」なんですけど、
こう…ね？
大きいと、ことさらに「魚」というより「生き物」の感じがして…
ちょっと取り掛かるまでに”覚悟”が必要だったし、取り掛かったら取り掛かったで全く余裕が無かったのでさばいてる時の写真が1枚もありません。
なにが「バイブス」と「フィーリング」だ。
お前はいつもそうだ。
「余裕で出来ます」みたいな顔しておいて、裏でせこせこと帳尻を合わせるために必死で走り回っている。
汚らわしいゴブリンめ。恥を知れ。
塩振って出てきた水を拭きとって、酒をまぶして置いておく、みたいな処置を施しました。
お鍋にして食べたんだけど、ふわふわで美味しかったな。
スーパーで並んでるタラもこうして処理されてると思うと、お店の人ありがとうという気持ち。
ハッカク x1
まな板の上に出してみて、まず思ったことが2つあって、
「いや君だれ？」と「これ食えんの？」です。
どうやら北の方では割とメジャーなお魚君のようですが、僕はこの日まで知りませんでした。
調べてみると、どうやら「軍艦焼き」という焼き方がメジャーなようで、探り探りググりググり試してみました。
インターネットで調べると色々レシピが出てきますので、詳細はそっちで確認してください。
ま、君がハッカクをさばくような “ステージ” に立てたら、の話だけどね笑
調理法はかなりシンプルかつクレイジーで、ワタをガーッと取ったら背開きにして、そこに肝と味噌を混ぜたやつを詰め込んで焼くという感じです。
ワーオ、ジャパニーズがまた何かおかしなもんを作ってやがるぜ。
まるで Warship みたいじゃないか。そうだ、俺はこいつを軍艦焼きと呼ぶことにするぜ。ヒューッ。
そして完成したのがこちら。
これだけで日本酒をガブガブ飲めるやつでした。
身がそこまで多くなかったので、「俺はハッカクというか肝味噌で酒を飲んでるだけでは…？」という疑念も途中から噴出してきましたが、こまけえこたぁいいんだ。
レタスだってドレッシングの媒体なんだから。
コラッ。
てへ。
メバル x2
メバルはもうシンプルに唐揚げですね。
ほかに調理法を知らない。あるのか？
このくらいのサイズだと「魚」って感じでやりやすいんだけどな～(タラの方をチラっと見る)
十字の切れ込みが入ってるだけで格段に美味そうに見えるのってなんでなんでしょうね？
これは一種の呪い、あるいは術式ですよ。
呪術海鮮。
なんですか？
こういうので良いんだよおじさん「こういうので良いんだよ」
見知った味で、なんていうか、安心感がありましたね。
メバルは近所に住む幼馴染。
でも、実はその美味しさには「目」を見「張る」ものがある、つって。
なんなんですか？あなたさっきから、こっちをジロジロ見て。
君のような下賤な者を僕の領地に置いておくわけにはいかないな。即刻立ち去るように。
アブラツノザメの柵 x1
届いた発泡スチロールのケースを開けて、フタの裏に書いてある「アブラツノザメ」の文字を見た時、割と絶望しかけました。
「え？俺は今日サメをさばかないといけないの？それはちょっとやりすぎじゃない？」と。
実際はもう処理済みの柵の状態でした。助かった…。
サメって食べたことなくて、色々調べたんですが、まぁ天ぷらが良いだろうということで、白子と同様に天ぷらにしました。
「サメは臭みが強いのでは」みたいなイメージが僕の中にあって、たぶん読んでいるあなたの中にもあると思います。
僕には分かります。これがメンタリズムです。
でもそれはどうも鮮度を保ったまま輸送するのが難しかった時代の話なようで、鮮度を保って輸送できる現代では新鮮な身だったら臭みとかは全然無いみたいです。
実際まったく無かったしね。
なに？白子の天ぷらとビジュアルがほとんど一緒ですって？
僕の彼女がやったことないのに頑張って揚げてくれたんだ。そういうこと言うのはよしてくれないか。
味はマジで最高。完全に「上質な白身魚の天ぷら」だった。
フッワフワなの。今のところ個人的な「白身魚天ぷらランキング」のトップに君臨しています。
彼女の実家(近所)に電話してわざわざ取りに来てもらったぐらいには衝撃的でした。
サメって美味いんすね…。
おわり
今回得た教訓としては、
・多くの無駄が発生しつつも、インターネットさえあれば初見でも魚はさばける
・でもデカい魚は「生」を感じすぎるので無理な人は無理だと思う
・燃えるゴミの回収日が近いタイミングでやった方が良い
・サメは美味い
以上です。
また「さばくぞ！」という気持ちになった時に挑戦してみようと思います。
それでは。
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